株式会社カモメトラスト 與那嶺 隆太(よなみね りゅうた)さん|沖縄の不動産会社インタビュー

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ただいま成長中! 建築スキル武器にオンリーワン目指す

株式会社カモメトラスト 営業主任與那嶺 隆太(よなみね りゅうた)── 2017年01月号掲載

異業種から不動産業に飛び込み、仕事に熱中する日々を過ごす。
近ごろゴルフを始め、その楽しさを感じているのだとか。

沖縄で「カモメ」? 社名の由来とは

── はじめに、御社の概要について教えてください。

現在の社員数は7名で、不動産の仲介を主な業務としています。また、もう一つの軸として建築部門がありまして、こちらでは発注を受けた物件の施工管理から完成後の売買まで対応しています。地元である豊見城をメインに、北中城や西原など中部までを営業エリアとしています。

── 御社の経営方針をお聞かせください。

弊社は2016年2月に設立、当初は代表(高良文紀氏)と建築部門の社員の2名で営業を行なっていました。その後5月と10月に増員し現在の体制になったのですが、入社までにほとんど不動産業に携わってこなかったメンバーで構成されています。弊社ならではのスタイルを社員全員で一から作っていきたい、独自の色を出しつつ展開していきたいという意図で採用したのだそうです。

── 與那嶺主任も前職は違う業種だったのですか?

私は、以前はコールセンターに所属していました。お客さまとコミュニケーションをとるのが元々好きだったのですが、縁があって弊社に入社しました。他のメンバーも不動産の“ふ”の字も知らなかったメンバーなので、先に入社した私からノウハウを共有しつつ、契約までの流れを教え込んでいくという形ですね。

── 新しい会社だからこそ、自分たちのスタイルを少しずつ作っているのですね。ところで、御社の社名の由来がとても気になるのですが……。

お客さまにもよく聞かれるんですよ(笑)。以前、代表に聞いたところでは……「トラスト」は“信頼”という意味の英語で、他社でも使っているところがありますよね。そして「カモメ」なんですが……まず沖縄に生息していない種類の鳥なんです。それに加えて、語呂がいい。

一般的には、社名に代表者の名前を付けることがよくありますが、それでは面白くないよね、と。ならば、もっと親しみやすくて、なおかつ「沖縄でオンリーワンの企業になろう」という意味も込めて、沖縄にいない動物の名前を付けようとなった。そこでパッと浮かんだのがカモメだったそうです(笑)。

── そんな経緯があったんですね(笑)。

ロゴマークもさわやかなデザインで、目に留まりやすいですよね。
自分で言うのもなんですが、かっこいいロゴマークだなぁと思いますね(笑)。若年層のお客さまの視覚にも入りやすい配色やデザインなど、十分に配慮したということです。 ロゴマークは、家を連想させる青の五角形の中に、白いカモメのシルエットをあしらったデザイン

建築部門を持つ強み 理屈に基づく安心提供

── 設立以来、社員数が増えてきている中、社員教育において気をつけられている点はありますか。

毎日の朝礼で代表が述べているのは、笑顔と元気な挨拶を心がけるようにということ。お客さまはもとより、建築関連の業者など、日々多くの方が来店されたり電話をいただいたりしています。

どのお客さまも気持ち良く来店していただき、気持ち良く帰っていただくようにしたい。そういった出会いの一つ一つを大事にしていくために、基本的な挨拶と笑顔、そして元気のいい対応を心がけようということですね。それ以外は、「自分のスタイルを固めなさい」と話しています。

── 笑顔や挨拶は第一印象に影響する大事な部分ですね。

日ごろ他社を訪問させていただく中でも、笑顔や挨拶などは心に強く残るなと感じますね。安心感や話しやすさなどにつながると体感しています。

── 入社から現在に至るまで、印象深い経験についてお聞かせください。

そうですね、出会ったお客さまみんなが印象深いですけど……私自身、初めての業種でお客さまとやり取りする中で感じたのは、お客さまとの関係性は切れないものだなということですね。アフターフォローといった点はもちろんですが、自分が成約させていただいた物件に、後でそっと様子を見に行くことがあるんですね(笑)。

そういった時、たまにお客さまと会った時には向こうから気軽に声をかけてくださることもあって。「売って、終わり」ではない関係性があって、気持ちいいなと感じます。

── 時間を重ねていく中で感動も膨らんでいくのですね。

物件にだんだん生活感が付いてくるのを見ると、感慨深いものがありますよね。(大きな買い物なので)お互いストレートに要望やその可否を伝えていきます。弊社は建築も担当しているので、戸建てに関する質問や追加工事の見積りなど、手早く回答できる。そこは大きな強みとしてあるので、他社との差別化を図っていきたいところですね。

── 建築の知識やスキルがあるというのは心強いですね。

私自身、今後さらに高めていきたい点ですね。たとえば図面を見てもお客さまにはわからないことが多いと思いますが、そこをしっかりと、数値や理屈に基づいた説明をできるようにしたい。見た目や間取りだけにとらわれずに中身の部分までしっかりと伝えて、お客さまに安心して物件を購入していただくというスタイルを確立していきたいですね。

一事が万事 日々の気遣い大事に

── それでは、與那嶺さまご自身の座右の銘はありますか。

「一事が万事」ですね。これは上司からもよく言われているワードです。日ごろの生活スタイルや気遣い、言動などは仕事にも影響が出てくると思うので、気をつけていますね。

それと、「一流は人の話を聞いて実行する。超一流は人の話を聞いて工夫する」という、羽生善治氏の著書の一節が気に入っています。自分のスタイルを作る上で、いいと感じたものを取り入れつつ、過去の体験と結びつけてよりよいものを積み重ねていきたいですね。

── 最近興味を持っていることはなんですか。

仕事ですね。寝ても覚めても仕事のことを考えていますね。けっして仕事人間ということではないんですけど、上司からのフィードバックを振り返ったりなどしています。後輩もできてきたので、彼らにアドバイスを送りつつ、会社の底上げができたらな、と。

── 仕事について考えるのが楽しみにもつながっているのでしょうね。

一年後の自分に興味がある、ということもありますね。将来こうありたいという姿を常に描いていきたいなと思っています。一番目は自分、二番目に嫁さんですね(笑)。

株式会社カモメトラスト

株式会社カモメトラスト

所在地

沖縄県豊見城市高嶺310-1-105

営業時間

09:00~18:00

定休日

水曜日

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