株式会社幸不動産 平良 賢英(たいら けんえい)さん|沖縄の不動産会社インタビュー

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那覇市の不動産会社:株式会社幸不動産 平良 賢英(たいら けんえい)さんへのインタビュー 那覇市の不動産会社:株式会社幸不動産 平良 賢英(たいら けんえい)さんへのインタビュー

長年の営業で築いた信頼 新しい分野にも挑戦

株式会社幸不動産 営業平良 賢英(たいら けんえい)── 2015年05月号掲載

伊坂幸太郎の作品が好きで、小説『ゴールデンスランバー』をフェイバリットに挙げる。
ビートルズやクラッシュなど、音楽好きな一面も。

約40年の営業で築いたお客さまとの信頼関係

── まずは御社の仕事内容についてお聞かせください。

不動産全般ですね、売買から賃貸管理、不動産取引に関わる全般を行っています。

── 主な営業エリアを教えてください。

那覇以南の豊見城、糸満といった辺りですね。中でも力を入れているのが小禄近辺になります。

── 現在の沖縄の不動産取引について、どのように捉えていますか。

売買に関しては好調なのかなという印象があります。中でも軍用地などは価格が上がってきているのですが、欲しい方が多くいらっしゃるのに対して売る方が少なくなっていて、その辺が難しくなってきているなという感じですね。

── 御社が力を入れているという小禄周辺はいかがですか。

買い手主動といった感じで、情報が公に出る前に口コミで動いてしまう感じですね。だいぶ需要が高まってきているなという感じです。

── こういった状況を踏まえて、どのような経営方針をお考えですか。

「地元の不動産屋」という思いがあるので、地元第一に動いていますね。軍用地売買などの面では、お客さまが先祖代々受け継いできた土地を扱い、周りに知られたくないという方もいらっしゃるので、秘密厳守に気を配りながら取引を行っています。特に県内は近所付き合いや親戚など横の繋がりも多いので、売買の際にはお客さま第一で気を遣っています。

── 御社の「強み」についてお聞かせください。

免許番号が今年で10番になり、創業から40年ほど経ちました。そういった、昔から業務を続けている中で築いたお客さまとの信頼関係が強みですね。これからも地元にずっと関わっていけたらと思います。

高齢者でも借りやすい環境づくり

祖父が個人で会社を創業して以来売買を専門にやっていましたが、私が入社した1年半ほど前から賃貸管理業も新たにスタートさせました。これからこの会社をどのように広げていくかというのを模索しながらやっています。

── 賃貸管理にも力を入れていくということですが、今後の展望などはありますか。

ここ数年は高齢者のお客さまや、さまざまな事情でお部屋を借りづらい方からの問い合わせもいただくようになりました。例えば、建物の老朽化や立ち退きなどの理由で引っ越さなければならないがなかなか部屋が見つからないというご相談を受けることも増えてきたように感じます。そういったお客さまへどのようにすればお部屋を提供できるか、仕組みの面と合わせて模索しています。

── 信頼関係があるからこそ見えてくるテーマですね。

現状では家主さまの理解を得るのもなかなか難しいですが、借りやすい環境づくりをしていきたいですね。最初に事情をご説明していただけると、相談もスムーズになります。

── 同業者も含めてさまざまな業者が多い地域で営業されていますが、地域内での結束もありますか。

そうですね、普段からのお付き合いもあって、仕事面でも助け合いというか、チームワークが生まれていると思います。業者間でのお付き合いの中で得られる情報も多く、強みの一つになっていますね。

一つ一つの出会いを大事に

── では、平良さんご自身の最近の趣味はありますか。

ジュニアでゴルフをしていたのですが、最近周りでゴルフを始める人が増えてきたので、再びやるようになりました。

── 平良さんご自身の座右の銘について教えてください。

「一期一会」ですね。お客さまには、数ある物件の中から当社が扱う物件を選んで問い合わせていただいているので、「ありがとうございます」という想いがあります。こういった出会いの一つ一つが大切ですので、来ていただいた方と話し合いを重ねた上で優先順位などを考えて、お客さまにとって一番良いご提案・良い情報をご提供していきたいと思います。

株式会社幸不動産

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所在地

沖縄県那覇市小禄1-20-3

営業時間

09:30~18:00

定休日

ゴールデンウィーク 年末・年始

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