株式会社MakanaHouse 伊志嶺 忠(いしみね ただし)さん|沖縄の不動産会社インタビュー

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北谷町の不動産会社:株式会社MakanaHouse 伊志嶺 忠(いしみね ただし)さんへのインタビュー 北谷町の不動産会社:株式会社MakanaHouse 伊志嶺 忠(いしみね ただし)さんへのインタビュー

スタッフは全員沖縄出身!グループで売買からアフターまで一貫フォロー

株式会社MakanaHouse
代表取締役
伊志嶺 忠(いしみね ただし)── 2021年10月号掲載

高校時代にサッカーで県代表として全国大会に出場。現在はフットサルで汗を流す。
地元の雄・FC琉球の応援にも熱がこもる。

謙虚さと感謝を忘れず親身な接客に特長

沖縄南ICから県道23号を北谷向けに車で7分。スカイブルーのさわやかな看板が目印だ。
沖縄南ICから県道23号を北谷向けに車で7分。スカイブルーのさわやかな看板が目印だ。

── はじめに、御社の概要についてお聞かせください。

不動産売買、新築建売、仲介、賃貸管理を主な業務としています。
また、外国人住宅の収益物件の取り扱いや土地活用のご提案、不動産投資をテーマとしたセミナー企画なども行っています。
営業エリアは北谷町や沖縄市、うるま市、読谷村といった中部エリアを中心に、ご要望に応じて北部や南部、宮古・石垣などの離島の物件も対応しております。

── 昨今はコロナウイルスの影響もあるかと思いますが、離島の物件についてはどのように対応されているのですか。

現在、離島の物件はWebで対応しております。
私が宮古島の出身なので、離島の対応もご安心いただけるかと思います。

── では、御社の経営方針をお聞かせください。

弊社スタッフは全員が沖縄出身なので地元に根付いた経営が第一。
そして、「謙虚に感謝の気持ちを忘れずに」というところですね。

── 御社は、スタッフの皆さんに和気あいあいとした雰囲気があります。社内の雰囲気づくりで気を付けている点は?

過去に大手企業に勤めた経験があるのですが、そこでは売上を最優先する中でピリピリした空気がありました。
お客さまにとっては不動産会社というだけでも電話しづらいものがあると思いますので、緊張感のある雰囲気はなくしたいな、と。
他社では前のめりの営業スタイルもありますが、やわらかい話し方を心掛けることでお客さまの考えをより聞き取りやすく、親身になって対応できます。こういった雰囲気も弊社の特長だと思います。

── 接客も考えたうえでの雰囲気づくりなんですね。

もちろん売上も会社としては大事ですし、そこを優先して厳しく社員を管理していくという意見もありましたが、それでは「お客さまに添ったご提案ができなくなるのでは?」という懸念のほうが上回りました。

不動産でお客さまに幸せになっていただくために、沖縄に合った営業スタイルでこれからもやっていけたらと思います。

── 御社は若手のスタッフが多いのも印象的です。

そうですね。インスタグラムやフェイスブックなどのSNSも活用していますが、彼らは写真も上手いので助けられています。
ただ、不動産業の場合は若いなりの苦労もありますので、そういった面は私やベテランのスタッフでフォローしていけたらと考えています。
彼らには「早い対応と誠実さ、そして感謝の気持ち」をずっと忘れずにいてくれたらと思います。

東京で培った設計技術を取扱い物件に反映

── では、御社の強みとしている点は?

弊社はスタッフ全員が沖縄出身で地元に強い事、そして買取再販事業の「SHコーポレーション」、リフォームや修繕・エアコン取付などを行う「Makana Service(マカナサービス)」から成る3社のグループ会社で、売買・再販・アフターサービスまで、一貫してお客さまのお手伝いをできるのが強みで、スピードや料金面など、グループならではの対応力に自信があります。
また、私自身も設計スタッフとして東京で再販事業に携わってきた実績がありますので、弊社が手掛ける建売住宅などでそのノウハウを活かせられるかと思います。

── なるほど。

弊社が持つコンセプトの一つに「女性が喜ぶ物件にしたい」というのも特長になっていると思います。
これは、「家に最も長く居る奥さまが使いやすく、喜べる物件であれば旦那さまの喜びにも繋がるのでは」という考えです。
キッチン周りや水回りの収納、パントリー(食品庫)やファミリークロークは家事の手助けになる側面が大きいので、これらを取り入れた物件を増やしています。

── パントリーは県内の物件でも見るようになりましたが、ファミリークロークは珍しいですね。

例えば、洗面所のすぐ隣にファミリークロークがあると、洗濯し終えた洋服をそこに分けて入れておくことができ、家事の時短になります。
本土ではファミリークローク付きの物件が増えてきていますが、沖縄ではまだそれほど多くないと思います。

── こういったアイデアも活かされているのですね。

さまざまなアイデアを住宅に活かせるのは面白い。
建築を学び、設計者として得たノウハウを沖縄に還元していきたいですね。

── では、御社の今後の展望についてお聞かせください。

地域密着という根幹はこれからも変えずにやっていきたい。
また、今後の計画として分譲マンションの企画などもありますので、ブランディングにも力を入れて地域ナンバーワンを目指していけたらと思います。

物事を面白くする“5K”とは?

── 最後に、伊志嶺代表ご自身のことをお伺いしますが、座右の銘はございますか。

私の中で大切にしていることで「物事を面白くするための“5K”」というのがあり、「好奇心・観察力・行動力・向上心・謙虚さ」の5つを指します。
これは東京にいた頃に聞いて印象に残っている言葉ですが、特に謙虚さはすごく大切にしています。
上手く物事が進んでいる時ほど慢心せず、初心に立ち返り、謙虚さや強い気持ちは忘れないようにする事で、挑戦しながらも長続きしていくと思います。

── 趣味はございますか。

今はフットサル、ゴルフ、旅行ですね。
特に海外が好きで、ワーキングホリデーでオーストラリアに1年間暮らしたこともあります。
その時に飛び込みで仕事をしたり、フットサルの試合に出たりしたこともあって、度胸が付きましたね(笑)。

── 本日はお忙しいところ、ありがとうございました!

株式会社MakanaHouse

株式会社MakanaHouse

所在地

沖縄県北谷町伊平421-7

営業時間

10:00~18:00

定休日

土・日・祝

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