自分で作る居心地のよい住まい ～セルフリノベのススメ～｜沖縄リライフ

自分で行う工事の材料費を洗い出す

まず、自分で行う工事の材料の費用を計算します。
例えば『壁で部屋を仕切る場合』

• ① 角材の本数
• ② 石膏ボードの枚数
• ③ 仕上げ用の塗料
• ④ ビスなどの消耗品

なども一つひとつ計算していきます。

※工具を購入またはレンタルする場合はその費用も入れておきましょう。
　また、既存の間取りを解体する際には処分費がかかるので、事前に産廃業者へ単価を確認しておくとよいでしょう。

※解体箇所にアスベストが含まれている場合は調査費用や処分費が嵩む可能性があります。

業者へ依頼する工事の見積りを取る

電気・水道・ガス工事を専門業者へ依頼する場合は、それぞれの業者へ連絡し見積りを依頼します。
その際、最初に書いた間取り図を担当者に見てもらい、どこにどういった工事が必要かを確認します。水回りの移動がある場合は工事が可能かも担当者へ相談してみましょう。

「自分で行う工事の材料費」「業者への見積もり」を行うと、おおまかな工事費用が見えてきます。
予算内に収まっていれば問題ありませんが、予算オーバーなら「ここはやる」「ここはやらない」など優先順位をつけて予算内に収まるように調整します。

※リノベーション工事には想定外のことがよく起きるので「余剰資金」を確保しておくのが望ましいです。

工事の期間

工事のスケジュールを立てていきますが、仕事をしながらリノベーション工事を行う場合、1週間にどれくらい工事に入れるかにより工期が大きく異なります。
例えば、平日は仕事で土日のみ工事を行うとすると、協力できる人数や工事の規模によっては工事期間が長期に及ぶことが考えられます。場合によっては、その間の仮住まいなども考慮する必要があります。

工事の順番

電気工事・給排水工事・ガス配管工事などは、壁を作る前や床を張る前に事前工事が必要です。依頼する業者さんと打ち合わせを行い、どのタイミングで工事に入ってもらうかを確認します。