【沖縄版】住まい選びのお役立ち情報
ワンルームと1Kの違い。
一人暮らしならどっちを選ぶ?
2018年 11月号掲載
一人暮らしのための物件を選ぶなら、やはりワンルームや1Kの部屋がお手頃です。しかし、ワンルームと1Kの部屋の違いを正しく把握、または判別できていない人もいるのではないでしょうか。
ワンルームと1Kの部屋は一見同じように思えますが、実は明確な違いがあるのです。今回はワンルームと1Kの違い、それぞれのメリットやデメリットについてご紹介します。
ワンルームと1K、何が違うの?
ワンルームは直訳すると「ひとつの部屋」。つまり、室内がひと続きになっているタイプの部屋を指します。部屋とキッチンスペースに仕切りがなく、つながっているオープンな作りが、ワンルームの特徴といえるでしょう。
これに対し1Kは、キッチンと部屋の間が扉などで仕切られており、それぞれが独立した部屋になっています。ここでいう仕切りというのは、引き戸や開き戸といった扉のこと。アコーディオンカーテンやロールカーテンなどで仕切られている場合は、1Kではありません。
ワンルームを選ぶメリットやデメリット
仕切りがないワンルームの部屋は、1Kに比べて家賃が安い傾向にあり、食器棚や冷蔵庫を置くスペースが確保しやすいというメリットがあります。
デメリットとして、部屋がひと続きになっていることから、冷蔵庫など家電の音が常に聞こえる可能性があり、また、冷蔵庫の側面や背面からの放熱で室内が暑くなりやすいという点についても知っておくべきでしょう。
他にも、ワンルームはキッチンで調理したときの煙やニオイが部屋中に広がってしまうというデメリットがあります。一人暮らし生活であまり自炊をしない方なら、ワンルームの部屋でも影響は少ないと思いますが、自炊する回数が多い人は注意しておきましょう。
また、ワンルームの場合、エアコンを使うときにはキッチンまで冷やさなければならないため、1Kに比べると消費電力が上がるという点も覚えておきましょう。
1Kの部屋を選ぶメリットやデメリット
1Kはキッチンと部屋を独立させた作りになっています。来客の際は、キッチンと部屋の間に扉がある1Kのほうが落ち着いて過ごせます。調理時の煙やニオイ、お風呂やトイレの音、声や物音などが響きにくいのもメリットです。物音やニオイに敏感な人、一人暮らしでできるだけ自炊したいと考えている人は、ワンルームよりも1Kを選んだほうが生活がしやすいでしょう。
1Kの場合、基本的には扉を閉めて料理することになるため、夏場のキッチンの暑さや、冬場の寒さに悩まされるかもしれません。また、1Kはワンルームよりも家賃が高い傾向にあるということも覚えておきましょう。1Kの部屋を選ぶときには、食器棚や冷蔵庫を置く十分なスペースがあるかどうかも、チェックしておくとベストです。
ワンルームと1Kは、同じ部屋のように思えるかもしれませんが、実はかなりの違いがあります。それぞれのメリットやデメリットを踏まえ、どんなふうに暮らしたいかを考えながら物件選びをすることが大切です。
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