グーホーム【沖縄不動産会社インタビュー】
有限会社Build
照屋 良太さんに聞いてみた
2019年 6月号掲載
アフターメンテが軸。
建ててからの関係大切に
── はじめに、御社の概要について教えてください。
現在は10人の社員が在籍しており、中南部が主な営業エリアです。総合建設業として新築住宅の設計・施工や、リフォーム、アフターメンテナンスを手掛けています。また、昨年から分譲住宅の販売をスタートしました。
── 御社の経営理念を教えてください。
弊社が理念として掲げているのが「誠実・調和・感動」。誠実な態度でお客さまとの調和を図り、自他共に感動できる経営を行い続ける、という想いが込められています。方針としてはお客さまを一番大事にし、住宅に関する悩み事を解決する企業を目指すというイメージです。
司法書士や設計、不動産等、企業間の横の繋がりも駆使して、お客さまの抱える問題をしっかり解決していければというところですね。
── お客さまが持つ悩み事によって、御社が専門家との架け橋にもなるということですね。
やはり住宅は大きい買い物ですから、そういった点は大事ですよね。また、弊社は創業当初から住宅のアフターメンテナンスを大事にしています。
創業から15年ほど経ちますが、現在でも社長自らお盆前や、年末年始には創業時からお世話になっているお客さまの家々を訪ね、ご挨拶とともに住宅についてのご要望などを伺っております。
── お客さまとのお付き合いを大事にされているのですね。
その時に改修や修繕の依頼や、ご友人の紹介をいただくことも多いですね。弊社は元々「Build&Start」という名前にしようとしていたぐらいで、住宅を建ててからのお付き合いを大事にしていこうという方針は、兄弟で創業した当初からありました。
企業イメージは
「お家作りのお世話役」
── 創業当時に設けた方針や方向性が、現在でも御社の強みになっていますね。
そうですね。私自身が異業種交流の場へ積極的に参加していることもあって、他社とのコラボレーションも増えてきています。
── 御社はスタッフの方も含めて、他業種との研修や交流について活発なイメージがあります。
今後のイメージとしては、“お家作りのお世話役”になれたらと思います。家作りについては分からないことだらけというお客さまも少なくありません。そこで弊社が銀行や司法書士、税理士など専門家との橋渡し役を買って出るという感じですね。
── では、社員の方々に求めていることについてお聞かせください。
経営理念や社訓がその筆頭ですが、「店はお客さまの為にある」という考え方を一番に持ってほしいなと思います。
お客さまがあってこそ、弊社が継続できるということ。そしてもう一点、地域貢献も大事です。
社長を先頭に、朝の清掃活動を10年ほど毎日続けています。地域に生かされている、という考えがその根本にありますね。
── 御社の周辺は交通量が多い地域。何気なく見られているお客さまも多いのでは。
"全く接点がなかった方が清掃活動を見て弊社を知り、来られたということもありました。活動を継続していくことで、お客さまからの信頼を少しずつ積み上げるということにも繋がっていますね。
社員が自発的に行動することで、地域貢献について自ら気付きを得られるというのも大事ですね。
建築業の実績活かした分譲住宅
── 誌面(2019年6月号)には、御社が取り扱っている分譲の戸建物件が登場しています。こちらの物件の特徴は?
特に、室内の動線に配慮した物件となっています。これまでリフォームやアフターメンテナンスを多く手掛ける中でお客さまから頂いた声も大きなヒントになりました。最近は注文住宅の高騰もありますが、この物件は買いやすい企画(プラン)になっているのもポイントです。
もともと注文住宅は得意としているところですが、建築に掛かる期間も費用も大きい。買いやすさと動線の良さで好評いただいています。
── 近年のお家選びのポイントとして、動線は重要な要素になっていますよね。
使いやすさで気に入っていただくお客さまも多いですし、間取りには自信があります。あと、注文住宅の実績が豊富にあるので、お客さまのご要望に合わせたカスタマイズにも対応してまいります。
── 買いやすい予算の中で、カスタマイズにも対応してもらえるのは良いポイントですね。
分譲の利点を活かせられるかな、と。弊社は建築業のノウハウがあるので、コストを抑えつつ、お客さまの要望に合ったカスタマイズも受けられます。これは大きな強みになると思います。
── マイホームを検討されている方はぜひ選択肢に加えてほしいですね。お忙しい中、ありがとうございました!