【移住者向け】沖縄で家・部屋を
探すとき、確認するポイントとは?
2017年2月号掲載
沖縄独特の風土や温かい気候にあこがれて、近年、沖縄で暮らそう、家を探そう、という方も少なくありません。そんな方のために、今回、沖縄ならではの家・部屋探しのポイントを4つご紹介します。
沖縄で家・部屋を探すときのポイントとは?
■海からの風には要注意
「沖縄で暮らすからには、家からきれいな海を眺めたい。」と考える方が多いのではないでしょうか。しかし海に面した家に住む場合は、海から吹き付ける風によって塩害を受けてしまうため注意が必要です。
何もせずにいると、塩害によって車や自転車、エアコンの室外機なども錆びさせてしまいます。海に面した家で暮らしたいという方は、室外機は風を受けないところに置く、車を塩害から防ぐ加工を施すなどの工夫をしましょう。
■マンションの最上階は夏場が暑い
本土では人気の高いマンションの最上階ですが、沖縄では敬遠される傾向があります。
沖縄の建物は鉄筋コンクリートがほとんどです。そのため気密性が高く、最上階では夏は日差しをさえぎるものが少ないため、熱がこもって暑くなりやすい。そういったこともあって、沖縄では、最上階は避ける人が少なくありません。
※しかし、最近では屋上を断熱加工していることもあるので、最上階の購入を検討しているなら、1度問い合わせてみましょう。
■駐車場がある物件を選ぶ
沖縄は車社会です。通勤通学やスーパーなどへ行く時も車を使います。家族で1台ではなく、1人1台が常識なほど、車(またはバイク)を持つことが沖縄で暮らすための必須条件と言えます。基本、駐車場付きの物件が多い沖縄ですが、人口の多い那覇市や浦添市の物件では駐車場はあっても1台だけというケースがよくあります。小さなお子さんの送り迎えを控えていたり、夫婦で1台ずつ持とうと計画していたりする場合は注意しましょう。
■沖縄ルール? 沖縄在住の保証人が必要なことも
本土の人が沖縄への移住をする際、契約時に起きる問題が“現地の保証人”です。
全てではありませんが、本土の人が沖縄で物件を借りる際「沖縄在住の保証人」が必要になることが、ときどきあります。その場合、大家さんによっては交渉次第で本土の家族や親せきを保証人にすることもできます。保証人関連のことは、事前に不動産会社に問い合わせておくようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
沖縄で新しくすむ家を探す場合は、沖縄の気候や生活習慣などを踏まえて家を探すことが大切です。ここでご紹介した4つのポイントを家探しの際に活かして、素敵な家を見つけてくださいね。