移住者が知っておきたい沖縄賃貸物件の特徴と選び方|沖縄の住まい・住宅に関するお役立ち情報

【沖縄版】住まい選びのお役立ち情報 【沖縄版】住まい選びのお役立ち情報

【移住者向け】賃貸物件の選び方、
沖縄ならではのチェックポイントとは?

2017年5月号掲載
【移住者向け】賃貸物件の選び方、沖縄ならではのチェックポイントとは?

賃貸物件を探すときには、立地や建物の構造、部屋の位置や構造などいろいろな点に注目して選ぶことになります。

例えば日当たりの良さや風通し、周辺環境のなどは全国共通と言って良いでしょう。しかし、沖縄の物件ならではの注意したほうがよい点もあります。県外からの移住などで初めて沖縄の物件を探す人が押さえておきたい、沖縄ならではの物件選びのポイントを6つご紹介します。

沖縄ならではの物件選びとは?

■地すべりなどの自然災害がないか

沖縄では梅雨や台風のシーズンに「地すべり」がしばしば発生しています。丘陵地帯などでは、近隣で地滑りが発生していないかなど地盤についてしっかりとチェックしましょう。

那覇市内を除いて、沖縄での生活にはクルマが必需品になります。クルマでの通勤を考えている方は、物件から勤務先までの通勤経路をあらかじめ確認しておくのが大切です。可能であれば、朝夕の通勤時間帯の道路の混雑状況についてもチェックしておきたいところです。

■保有台数分の駐車場スペースがあるか

先述の通り、沖縄生活ではクルマ移動が基本です。家族それぞれがクルマを所有するケースも多いでしょう。物件に専用の駐車スペースが設けられているかどうかも重要なポイントの一つとなります。所有台数分のスペースを確保できるかどうかにも注意しましょう。 また、沖縄では潮風の影響でクルマが錆びやすいです。駐車スペースに塩害対策として屋根や囲いが設けられているかどうかにも注目することをおすすめします。

■扉や窓の建て付けはしっかりしているか

台風の際には、横殴りの風雨にさらされることもしばしばあります。扉や窓の建て付けに問題がないかをしっかり確認しておきましょう。合わせて、窓の内側の金属部分などにカビやサビ、腐食などが見られないかについてもチェックしてください。

■お風呂の追い炊き機能の有無

沖縄では浴槽に入る習慣がない人が多く、特にある程度古い物件では浴槽が付いていない物件も多いです。また、浴槽がついていたとしても追い炊き機能がついていないケースは少なくありません。浴槽や追い炊き機能は付いていて当たり前と思わず、これらを必要だと考える方は有無をチェックすることをおすすめします。

■エアコンのヤモリガードへの対応
沖縄ならではの物件選びとは?

沖縄ではいたるところでヤモリが見られます。ヤモリがエアコンの室外機に侵入して故障してしまう被害が少なからず起こっています。この被害を少なくする対策として、各メーカーは室外機カバーの隙間を小さくしたり、内部の電子回路をシリコンで覆ったりなどといった「ヤモリガード」対応機種を沖縄用に開発しています。物件にエアコンが付いている場合、エアコンがヤモリガードに対応しているかどうかを確認しておきましょう。

■乾燥器

沖縄では、基本的に洗濯物は天日干しですぐに乾く日が多いですが、長い梅雨時や台風シーズンなど雨が続く時期もあります。そんな時期に便利なのが浴室乾燥機やガス衣類乾燥機です。付属している物件もあるのでチェックしてみると良いですね。

以上、賃貸物件を選ぶ際の「沖縄ならでは」の注目ポイントについてご紹介しました。初めて沖縄で賃貸物件を探す方はぜひ参考にしてみてください。