飯田ホームトレードセンター株式会社 沖縄営業所 沖 卓憲(おき たかのり)さん|沖縄の不動産会社インタビュー

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「誰もがあたり前に家を買える社会」目指して。グループ力で一括対応

飯田ホームトレードセンター(株)沖縄営業所
前所長
沖 卓憲(おき たかのり)── 2019年05月号掲載

サーフィンや釣り、DJ、球技など多岐にわたる趣味を持つ。
沖縄の新聞なども熟読しており、県内の動向チェックも欠かさない。

良質で安価な住宅提供。まずは計画をしっかりと

事務所は県道58号線天久交差点から徒歩1分の場所にある。所内は木の香りで包まれている。
事務所は県道58号線天久交差点から徒歩1分の場所にある。所内は木の香りで包まれている。

── はじめに、御社の概要についてお聞かせください。

現在の社員数は私を含めて3人ですが、この春に2人入社予定です。
新築戸建の仲介業務が中心ですが、中古マンションや土地、中古戸建など、順次取り扱いを広げていくところです。エリアは県内全域ですね。

── では御社の経営方針について教えてください。

「誰もがあたり前に家を買える世の中を作る」という考えが飯田グループホールディングス全体の基軸としてあります。
具体的には「良質で安価な住宅」の提供が弊社のセールスポイント。
資材の確保のしやすさや費用軽減という観点から木造住宅を推しており、所得額に不安のあるお客さまにもお求めやすいのではと思います。

沖縄に来て驚いたのが、住宅ローン。本州では最長35年が通常ですが、県内では最長50年の商品もあります。
これは若い世代も取り込みやすい内容で、沖縄で家を持ちたいと考えている方が多いことの表れと感じました。

── 若いうちに世帯を持ち、マイホーム購入を考えていても、所得が追いつかないという不安がある方は多いかもしれません。

問い合わせをいただいたお客さまの中には「住宅購入は考えていても、何も知らない」という方もいらっしゃいます。
そういったお客さまに対しては、安易に購入を押しつけるようなことはいたしません。
まずはご自身の支払能力をちゃんと紐解き、そこから無理のない資金計画を提案することがスタート。

お客さまによってはご自身が就職したばかりだったり、奥さまが産休に入られている……と様々な状況があります。それらも加味して世帯全体の年収を算出し、借入額や月々の支払額の見当をつけ、保険等も含めてなるべく細かく計算して、最初の提案をしていきます。

── 初めの段階で細かく見てもらえるのは心強いですね。

ただし、専門的な視点でさらに細かく見てしまうと、なかなか購入に辿りつけません。
あくまでも『ご家族の思いを念頭に置いたうえでアドバイスをする』ことで購入のハードルを下げることができるのではと思います。

お客さまに寄り添った、安心の一括対応

── では、御社の強みはどういった点にありますか。

第一に、飯田グループのネットワークが挙げられます。 県内では弊社の他、飯田産業、アーネストワン、タクトホーム、そして一建設が営業所を持っています。
それぞれが得意とする工法や保証内容、アフターサービスなどは弊社の社員が熟知しているので、仲介役としての機能を十二分に発揮できます。

そしてもう一つ、住宅ローンなど他の仲介業者が避けがちな問い合わせ内容についても、弊社が一括してお答えいたします。不明な点があれば、こちらからその場で直接銀行に問い合わせて確認させていただきます。
聞きたい内容によって、お客さまがわざわざ仲介店に行ったり銀行に行ったりするという時間のムダを発生させません。お客さまに安心して商品を提供するのはもちろん、窓口も一括して取り組むというのは強みですね。

── 窓口が一括になると、流れがスムーズになりますね。

新築の木造住宅については電話でもお答えできますが、要望によっては見学も承っています。
その場合には先に見学時間を決めますので、不用意に長引かせることはいたしません。ぜひ気楽にピクニック気分で見学にいらしていただきたいですね。
グループが持つ「物件の把握」と「窓口としての対応の幅広さ」この二つが何よりの強みですね。

一連の流れで話ができるので、理解していただきやすいかなと思います。
ただ、初めてのことだらけだと思うので、分からないことがあればいつでも電話、またはご来店いただきたいです。買う、買わないどちらにしても、お客さまに寄り添った対応をしていくのが一番ですね。

── 昨年8月に出店した御社ですが、沖縄ならではの特徴を感じた点はありますか。

そうですね、目当ての物件があって来られるお客さまは少ないですね。
事前にたまたま物件を見て来られる方が多いんですが、実はそんなにすぐ必要ではないという。
また、最近は移住者の方も多いのですが、ご夫婦で出身が違う場合、決断に至るまでのスピードが変わるというのも感じましたね。
旦那さまが県外出身の方だと決定が早いように思います。
逆にご夫婦ともウチナーンチュ(※)だと、一度話がまとまってから購入に移るまでが長いこともあったりして。
個人的には毎年4~5回ほど沖縄に遊びに来ていたのですが、まだまだ謎が多いです(笑)。 ウチナーンチュ…沖縄の方言で「沖縄の人」

大の沖縄フリーク!北部に行った目的は…

── 沖縄に遊びに来ていたときは、何を?

一人で辺戸岬まで行ったり、大石林山のツアーに参加したり(笑)。 キジムナー(※)を探しに国頭まで行ったり……結構マジメに探しに行ったんですが、その時あったのは突風が吹いたくらいですね(笑)。
キジムナー…沖縄の伝説上の樹木(がじゅまる)の精霊(妖怪)

── ものすごく沖縄が好きなんですね!

旅先でたくさんの人と出会ったり、その土地特有の文化もたくさん勉強したのですが、いまだに感覚の違いで分からない部分が多い(笑)。
でも、「郷に入れば郷に従え」じゃないですけど、その土地にあるべき姿は守りながら営業していきたいですね。

── さて、沖(前)所長の座右の銘はなんですか。

座右の銘というか……モットーにしていることは“笑顔”ですね。表情は誰もが分かりやすい部分ですし、“常に笑顔”です!

── では最後に、将来の展望についてお聞かせください。

一番は「誰もがあたり前に、安心して家を買える沖縄にしたいな」と思います。
家族の幸せが集まる場所を増やしていきたい。みんなで笑顔になれたら一番ですよね。

飯田ホームトレードセンター株式会社 沖縄営業所

飯田ホームトレードセンター株式会社 沖縄営業所

所在地

沖縄県那覇市天久2-30-20 オクテラス1階

営業時間

10:00~19:00

定休日

水曜日

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