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リフォームするなら知っておこう!
タンクレストイレの特徴

2019年11月号掲載
リフォームするなら知っておこう!タンクレストイレの特徴

日常生活の中で誰もが利用するトイレは、とても大事な空間です。家族にとっても来客した方にとっても居心地の良いトイレが理想ですよね。もし、トイレのリフォームを考えているのなら、最近人気のタンクレストイレはいかがでしょうか?

タンクレストイレとはどのようなものか、そのメリット、デメリットをご紹介します。

タンクレストイレとは

タンクレストイレとは、その名の通り便器洗浄用の貯水タンクがないトイレのことです。タンク式トイレは便器の後ろに水を貯めるタンクがありますが、タンクレストイレは水道直結式を採用しているため、水道水の水圧で便器に直接水を流す仕組みになっています。

タンクレストイレのメリット

省スペースでトイレが広々、デザイン性も高い

タンクレストイレはタンクがない分、タンク式トイレに比べて高さと奥行きが10センチほど小さくなっており、省スペースなつくりになっています。

トイレルームは小さな空間ですので、10センチ違うだけで空間全体がスッキリとして広く見えるようになります。特に、トイレの天井が低い場合や面積が狭い場合には、コンパクトなタンクレストイレにすることで圧迫感を解消できるでしょう。

さらに、タンクレストイレは流線型でスタイリッシュなデザインの製品が多いので、インテリアと合わせてトイレをオシャレな空間にしてくれることでしょう。

形がスッキリしていて掃除もらくらく

トイレ周りというのは、掃除を後回しにしてしまって汚れがたまりがちです。その点、タンクレストイレは形がスッキリしているのでとてもお掃除がしやすくなっています。

タンクがなく継ぎ目やでこぼこの段差がないので、サッと拭くだけできれいな状態を保つことができます。

連続して水を流せる上に、節水効果が高い

タンクレストイレはタンクがないので、水を流した後でもすぐにまた水が流せます。朝に家族が続けてトイレを使うときや、一人で使っていても続けて流したいとき、ストレスなく使うことができるのが魅力です。

一回に流す水の量もタンク式トイレに比べて3.3~5リットル前後も少なくなっているので、節水効果が高く水道代もお得になります。

タンクレストイレのデメリット

タンクレストイレのデメリット
設置前に水圧を確認する必要がある

タンクレストイレは水道管から直接水を流すので、水圧が低いと設置できないことがあります。マンションの高層階などの場合は特に注意が必要ですので、事前に確認しておきましょう。

水圧の弱さをカバーするブースターや小さなタンクを内蔵するなどして水圧対策をしている製品もありますので、水圧が弱いからといってすぐに諦めなくても大丈夫です。

停電したときは水を流せなくなる

タンクレストイレは電気を使ってバルブを開閉しているので、停電になると便器を洗浄することができません。タンク式トイレの場合はタンクに貯めた水を手動で流すことができますが、タンクレストイレの場合は、バケツなどに水を汲んできて流さなければいけません。

タンクレストイレは省スペースでデザイン性が高く、お手入れもしやすいという魅力的なポイントがたくさんあるトイレです。タンク式トイレに比べて多少費用はかかりますが、節水効果があるので長期的にはお得になります。

トイレをより居心地の良い空間にするために、リフォームの際にはタンクレストイレの設置を検討してみてはいかがでしょうか。