株式会社日宅 新田 美登里(にった みどり)さん|沖縄の不動産会社インタビュー

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那覇市の不動産会社:株式会社日宅 新田 美登里(にった みどり)さんへのインタビュー 那覇市の不動産会社:株式会社日宅 新田 美登里(にった みどり)さんへのインタビュー

創業35年、アットホームな魅力を守りつつ変革へ前進!

株式会社日宅
代表取締役
新田 美登里(にった みどり)── 2024年07月号掲載

現在ゴルフを練習中。
そのかたわら学生時代に演奏していたサックス熱もじわじわと上昇中なのだとか。

栄町から崇元寺通りへ移転『変化の一年』

那覇市・崇元寺交差点沿いに事務所を構える。新事務所となり駐車場も完備。
那覇市・崇元寺交差点沿いに事務所を構える。新事務所となり駐車場も完備。

── はじめに御社の概要についてお聞かせください。

現在8名のスタッフが在籍して管理・賃貸・売買をメインに業務を行っています。
那覇から南部を主な営業エリアとしていますが、お客さまのご要望に応じてその他の地域も対応しております。

── 御社の経営方針を教えてください。

弊社は本島・離島合わせて5社のグループ会社があるのですが、『あなたもよくなれ わたしもよくなれ みんなよくなれ』の【三方良し】を共通の経営理念として掲げています。

この理念は買い手や売り手に加えて、地域社会に貢献できてこそ私たちの仕事が成立するという考えに基づいています。

── 御社は事務所を移転したばかりなのだとか。

はい、お客さまがアクセスしやすく、スタッフも働きやすい環境を作りたいということで、2023年4月に那覇・栄町市場の方から移転しました!

旧・崇元寺(そうげんじ)石門のすぐ目の前で場所が分かりやすくなり、お客さまからもご好評いただいています!

── 事務所が新しくなり会社としても心機一転。

弊社は創業35年を迎えますが、2022年10月末にグループ会社に参入したのを機に先代から代表を引き継ぎました。
先代と古くからのスタッフが築いてきた信頼関係を守っていきたいですね。

── 大きな動きがあった1年だったんですね!

事務所移転があり、新しいスタッフの入社もあり…社内に新しい風が入った期間でもありますね。

法改正や新商品などは常時情報が入って参りますので、お客さまに喜んでいただける情報をより多くの方へお伝えしていきたいと思っています。

また、スタッフ同士でも意見やアイデアを汲み上げる風土があるので、良い情報はどんどんチャレンジし、変化しつづけていけたらと思います。

── 社内で変えていった部分も?

変えていかないと、皆の負担が増えていくということもあったので、変えるべきものから行動に移しているところです。

例えばペーパーだった資料類をシステム化したり、社内の情報共有や入居者さまへの駆け付けサービスなど、効率化に繋がる仕組みが整備されていないこともあったので、その体制を改善している最中ですね。

アットホームな魅力を大事に!

── 接客に関するオンライン化はいかがですか。

コロナ禍の時期はオンライン内見などを活用していましたが、互いの人間性が伝わりづらいというデメリットがありました。
県外のお客さまの場合にはオンライン内見やIT重説を活用することもありますが、不動産業はお客さまとスタッフの関係性を築く事が大切なので、現在は対面が中心になっています。

── ITを活用しつつ基本の接客を大事にする。

移転前はお客さまやオーナーさまが気軽に訪ねて来られるような、親戚同士のお付き合いみたいな温かさが魅力の一つでした。
そういった元々ある弊社の良さが無くなってしまうのは私やスタッフはもちろん、お客さまにとっても寂しいと思うので、『人対人』は大事にしていきたいですね。

移転してから車で来られるお客さまが増えましたし、個室を設けたことでデリケートなご相談もしやすくなりました。 これまでよりさらにお客さまが来店しやすい環境を実現できたと感じています。

── 御社ならではの魅力ですね!他にも強みは?

弊社は本島と宮古島・石垣島そして東京にグループ会社があるので、離島や本土に物件を所有しているオーナーさまや、本土在住のお客さまとの繋ぎや情報のやり取りがスムーズに行えますね。

── 宮古・石垣は近年注目が高まっている地域ですね。

そうですね、現地のリアルな情報が得られるのも強みだと思います。

── ちなみに県内の不動産の動向についてはどのように見られていますか?

パンデミックで影響はありましたが、売買でいえば価格は下がることはありません。
特に沖縄は

  • 都会もありながら足をのばせばすぐに、海や自然がある。
  • そしてインバウンド(外国人による訪日旅行)。
  • 魅力あふれる地域と人。

賃貸・売買ともに海外からのお客さまが増えている印象があります。
投資用物件やセカンドハウスのニーズが高まっていますね。

ただ、中古も含めてマンションが高騰している状態で、買いたい人が買いづらくなっているのは心配です。

── では、今後の展望についてお聞かせください。

ゆくゆくは本土の東京以外にも拠点を広げていけたらと思っています。
事業では賃貸・売買・管理を行っていますが「建築や相続登記」といったご相談までワンストップでできる体制づくりをしていきたいですね。

そして何より『沖縄を元気に』していきたいですね。
地域活動や不動産業を通して、未来を担う若い世代や子どもたちを支援ができたらと思います。

平日も休日も外へ。街の変化の発見が楽しみ!

── ご自身の事についてお伺いします、趣味などはございますか。

昔は趣味が仕事でしたが、今は二人の子どもたちと遊ぶことですね。
遊び盛りの彼らが何に面白さを感じるかと観察しています。
子どもの発想は本当に素晴らしく、そこからヒントを得られることもしばしば。

それとアウトドアも趣味で、休みの日は必ず外に出ています。
育児の事もあってしばらくキャンプを控えていたのですが、そろそろチャレンジできるかなと。

── キャンプ、いいですね。

あと、通勤がてら毎日5キロぐらいは歩いています。
ちょっと遠回りして街の変化を発見するのが楽しいですね。
おかげで夏場は真っ黒に日焼けしてしまいますが(笑)。

歩くことで太陽の光を浴び、身近な自然を季節ごとに楽しむことも私自身のパワーの源になっているかもしれません。

── 熱中症にはお気を付けください!本日はお忙しい中、ありがとうございました!

株式会社日宅

株式会社日宅

所在地

沖縄県那覇市安里1丁目8番2号

営業時間

10:00~18:30

定休日

日曜日・水曜日

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