地元と歩んだ22年。新たなサービスへ果敢にチャレンジ
拓陽住宅 営業部長後濵 安晴(しいはま やすはる)── 2019年02月号掲載
愛読書の「道をひらく」(松下幸之助・著)はページがボロボロになるほど読み込んだ。
今年の市大会100m走で3位入賞を果たすなど、アスリートとしての一面も。
南城市の魅力は、安心できる住みやすさ
── はじめに、御社の概要についてお聞かせください。
現在の社員は4人で、南城市を中心に南部の不動産の売買、仲介、そして賃貸管理を主な業務としています。今年度から建売分譲の取り扱いもスタートしました。
── 建売分譲物件については後ほど詳しくお伺いします。では、御社の経営方針についてお聞かせください。
売り手も買い手も満足できる取引を最後まで、親身になって接するということですね。それと地域密着で、というのは念頭に置いています。旧大里村時代の平成8年に開業し、今年で22年。地域内で何度か移転がありましたが、ちょうど2年前に現在の事務所を構えました。
── 南城市と共に御社も歩んできたということですね。南城市の魅力はどういった点にございますか?
程よいペースで発展してきているところ。知念まで足を運べば綺麗な海があるように、自然が豊か。高速道路へもアクセスしやすく那覇からも近いので、ベッドタウン的な存在として魅力があります。学校の部活動も盛んなので、子育てに適した環境だと思いますね。
── ファミリー層が安心できる住みやすさが一番の魅力ということですね。
ベッドタウンとして県外からも注目高まる南城市
── 御社の強みについてお聞かせください。
社長が以前、自治会長を務めていた時期があって、その時に得た信頼関係が現在の仕事にもつながっていますね 。
── まさに地域密着が形になっているのですね。「南城市のことなら拓陽住宅に任せろ!」という心強さを感じます。
そうですね、ぜひ(笑)。ただ、最近は全県的な傾向として物件が少なくなってきています。特に那覇は土地がないという声をよく聞きます。南城市も例外ではないと思うので、周りの地域についても力を入れていきたいですね。
── ここ最近で変化を感じる点はございますか。
以前は南城市内のお客さまが多かったのですが、最近は市外や県外のお客さまからの反響が増えてきました。南城市に合併した10年前からアパートの数が増えたものの、その時はまだ市内のお客さまからの問い合わせが中心でした。この2、3年で県外のお客さまからの反響が増えており、客層の変化を感じるようになりましたね。今年の3月頃、郊外の物件を扱った全国誌の取材を受けたのですが、その時も県外からの問い合わせが多くありました。
── 移住先の選択肢として南城市が注目されてきているのですね。
ご予算の兼ね合いも多少はあるのかなと思います。もともと南風原や那覇の物件を探されていた方が、予算を考えた上で南城市の物件に切り替えるというパターンもありました。ですが、ベッドタウンとしての魅力を感じて訪ねられるお客さまが多いですね。
設計事務所との連携がイチ押しのポイントに
── 冒頭でお話があった建売分譲物件について教えてください。
立地は南風原南ICから車で10分ほどの場所で、大里稲嶺という地域。近隣の市町へアクセスがしやすい"南城市の玄関口"と言える場所ですね。今年2区画の販売を開始しており、トータルで7区画設ける予定です。
── 建売分譲物件の特徴はなんですか?
早期契約のお客さまへ、キッチンやクロス、床材などの色をいくつかの種類から選べる特典を付けています。建売ではありますが、自分好みにカスタマイズできるのが注目していただきたいポイントですね。
そのほか、乾燥機やIHなど設備の充実ぶりも自信を持ってお薦めできます。また、設計事務所と連携を取りながら設計を進められるので、建築でのアドバイスやサポートが得られやすいのも大きな利点だと思います。地域の需要を見ながらにはなりますが、今後はこういった建売や自社管理物件にも力を入れていきたいですね。
── 長く住む家だけに、色は大きなポイントですね。さて、後濵部長ご自身のことについても少しお伺いしたいのですが、御社に入社する前から不動産業に従事していたのですか?
以前は旅行社にいました。業務を通して得られる達成感や満足は、前職と現職で似ているかもしれません。特にお客さまからの感謝の言葉は、今後のモチベーションになりますね。
拓陽住宅
- 所在地
沖縄県南城市大里高平131-36
- 営業時間
09:00~18:00
- 定休日
日曜日、祝日
「三方よし」がモットーの
地元密着経営
おおともハウジング
与那城 茂智さん