リノベーションで叶える快適なワークスペースの作り方|沖縄リライフ

リノベーションで叶える快適なワークスペースの作り方

2021.03

リノベーションで叶える快適なワークスペースの作り方|沖縄リライフ

多くの働く人にとって、一日の中で一番長い時間を過ごすであろうワークスペース。
日々の過ごし方が違うように、快適なワークスペースも人それぞれ。
たとえば、プライベートと仕事場をきっちりと分けたい人もいれば、家のように寛ぎながらアイデアを考えたい人もいるのではないでしょうか。

在宅勤務が増えつつある世の中の後押しもあって働き方が多様になり、フリーランスや自営業の人だけでなく会社勤めの方でも毎朝同じ場所に通勤する必要のない人が増えました。

カフェや公園など気分で作業場所を変えるのも良し、コワーキングスペースを借りて拠点使いするのも良さそう。でも、深夜にお酒を飲みながらがんばりたい日もあれば、どんなにデバイスを活用しても持ち運べない資料があったりしませんか?
本音をいえば「家でご機嫌に仕事がしたい!」今回はそんな声に応えた事例をご紹介します。

目次

CASE1:窓際の特等席をひとり占め

ベランダと寝室の間のスペースを書斎として活用。
壁面を本棚として有効利用しました。

ベランダと寝室間のスペースを活用した書斎

CASE2:「暮らす」と「働く」をきっちりと分ける

玄関から続く土間はモルタルで仕上げ、作業場や書斎兼打合せスペースなど幅広い用途に対応できます。
履物で気持ちの切り替えも。
来客時のことを考えてトイレは『働く』空間に配置しました。

「暮らす」と「働く」をきっちりと分けたつくり
モルタルで仕上げた土間は作業場や書斎、打ち合わせにも使えるスペース

CASE3:LDと緩やかに繋がるリラックスできる空間

オープン棚で空間を仕切り、しっかりと2人分のワークスペースを確保。
窓の向こうは寝室になっています。

オープン棚で仕切った空間には、2人分のワークスペースを確保

CASE4:好きなものに囲まれた秘密基地

個室で実現したワークスペース。
奥に進むと顔を覗かせるのは、足場板で造った圧巻の可動収納棚。書籍がびっしり詰まっています。

集中して作業できる個室のワークスペース
書籍がびっしりと詰まっている可動収納棚

CASE5:デッドスペースを有効活用

階段下に書斎使いができる空間を。この奥まった感じ、集中できそうです。

階段下のデッドスペースを書斎使いができる空間に

その時々に起こる世の中の状況の変化、「結婚」「出産」「同居」など家族構成の変化や成長とともに変化していく。
作って終わりではなく、作ったあとも楽しめる住まいにできることもリノベーションの醍醐味です。

叶えたいことをそのままカタチにできるだけではなく、住まい手に合った「思いがけない住まいづくりの提案をできるか」が、リノベーション会社選びの大きな決め手になると考えています。

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この記事を書いた人

森岡 瑞穂(もりおか みずほ)

森岡 瑞穂(もりおか みずほ)

自身の希望で大阪本社より沖縄事務所に赴任し、同社運営のホテルスタッフも兼務。リノベーションした住宅で暮らしています。

株式会社アートアンドクラフト 沖縄事務所

株式会社アートアンドクラフト 沖縄事務所 リノベーション協議会

自分らしい住まいと新しい空間づくりの提案。1994年設立。日本におけるリノベーションの黎明期から活動し、住まいやオフィスを『リノベーション』で魅力的に再生することを得意としています。

不動産のプロであるコーディネーターと建築士の資格をもった設計者が、物件探しから設計・施工、引き渡しまでトータルにサポート。ビルやアパートの再生コンサルティングも承ります。

沖縄事務所は老朽化したホテルを全面的に再生し自ら運営もするSPICE MOTEL内にあります。

※株式会社アートアンドクラフト 沖縄事務所はリノベーション協議会の会員です。