クローゼットに扉をつけない理由|沖縄リライフ

クローゼットに扉をつけない理由

2022.10

クローゼットに扉をつけない理由|沖縄リライフ

リノベーションの打合せ中、「収納をいくつ設けるか」について興味のある方は多いですが、意外と話題に上がらないのが収納の「扉」のこと。

皆さんのクローゼットは扉が付いていますか?
扉をいちいち開閉するのは面倒だと感じる方もいるので、「扉は付いていて当たり前」「普通は付いている」と決めつけず、扉のことまで考えてプランニングすると暮らしやすさも変わります。
今回は扉を付けないオープンクローゼットのお話です。

目次

扉を付ける?付けない?

クローゼットの扉には、開口部が広く使いやすい折れ戸や、扉の前に物があっても開閉しやすい引戸、間口が限られた収納の場合は開き戸など、さまざまな扉が使われています。
クローゼットに扉を付ける主な理由は次の通りです。

  • 物を隠して部屋をすっきり見せる
  • ホコリや日焼けから守る
  • 扉が付いているのが当たり前だと思った

このような理由から、リビングから見える収納や、あまり使わないものを収納する場所は、扉を付けるのがおすすめですが、最近は、クローゼットに扉を付けない選択をされる方も増えてきました。
オープンクローゼットに興味はあるけどやっぱり踏み切れないと感じる場合、普段は開いていても邪魔にならない引戸を選び、オープンクローゼット風にするという選択もあります。

「物が出し入れしやすい」「部屋と収納の境目がないから空間を広く使える」「湿気がこもりにくい」「扉を付けるコストが削減できる」とメリットも多く人気もあるオープンクローゼット。
「ホコリが気になる」「丸見え」などの問題点もありますが、来客時はロールスクリーンやカーテンで隠すことで、見た目はカバーできますし、ホコリが付きやすい物には布を被せるなどで対応が可能です。

引き戸を選びオープンクローゼット風に
引き戸を選びオープンクローゼット風に

片付けが苦手な人は扉付きで隠す?

物が見えなくてもどこに何があるか把握できて、見せずに隠す収納ですっきりと暮らしたい。また、ルーティンワークやスケジュール管理が得意な方、物を定位置に戻すことが苦にならない方は、扉付きの収納でも不便を感じることは少ないはず。
また家族が多い方や、まだ子供が小さい場合も隠す収納が好まれる傾向があります。

しかし、片付けが苦手だから扉を付けて隠したいなど、隠すことが目的になってしまうと、隠せば隠すほど片付けられなくなり、しまいには収納の外側にまで物が溢れることも。
そんな場合は次の方法を試してみてはいかがでしょうか?

  • 中に収納しているものが見えなくても分かるようにラベルを貼る
  • 少しでも収納したものを忘れそうだと思ったらラベルを貼る
  • ストックは数を減らすか別の場所で管理し、使う物だけを入れる
  • 一時置きボックスなどは作らず、ちゃんと定位置を決める
  • 定位置が決まれば、放り込むだけでOKなどルールは緩めに設定

簡単に『出せる・戻せる』ことを意識し、『開けたり・どかしたり』などの出し入れの手順をひとつでも減らしましょう。

事例紹介:ファミリークローゼット(ウォークインタイプ)

プライベートスペースとLDKをドアで区切り、家族全員の衣類を収めたファミリークローゼットは扉なしにして、収納するまでの流れ(手順)をできるだけ抑えるようにしました。

ファミリークローゼット(ウォークインクローゼット)例
ファミリークローゼット(ウォークインクローゼット)例

オーナーからも「来客時以外は、LDKのドアも開けっ放し。クローゼットに扉があっても閉めなかったと思う。自分に合った収納方法で家事がラク!」とお気に入りの動線に。
『衣類はこの部屋に入る量だけ!』と決めたことで、管理がしやすくなったそう。

ウォークインクローゼットの入り口は扉なし
ウォークインクローゼットの入り口は扉なし

事例紹介:オープンクローゼット

湿気対策、定量管理、コスト削減を目指しオープンクローゼットを採用した事例。
棚の上はオフシーズンの衣類や使用頻度が低めのバッグなどを収納。
必要時には引っ張ると降りてくる昇降式ハンガーで使いやすさをアップ!

高いところは昇降式ハンガーを使用して便利に!
高いところは昇降式ハンガーを使用して便利に!

家族共有のクローゼットの場合は、使う人がそれぞれお互いのアイテムを分けて管理できるよう、間を仕切ることで雑多な印象も少なくなり使いやすくなります。

オープンクローゼットを共有で使う場合は、仕切りを入れると使いやすい
オープンクローゼットを共有で使う場合は、仕切りを入れると使いやすい

自分の性格に合った方法、行動動線上に合わせた収納方法になると、暮らしは驚くほど快適になります。
『扉を付けるか・付けないか』小さなことに見えますが、毎日のこととなると結構重要なポイントです。

オープンクローゼット、ぜひ選択肢のひとつとして考えてみてください。
自分にとって心地よい空間を整えることがラクに暮らす要点になります。

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この記事を書いた人

嘉手刈 麗子(かでかる れいこ)

嘉手刈 麗子(かでかる れいこ)

株式会社アーキラボラフィット チーフプランナー
住む人、使う人にとって納得できる住まいの間取りや資材選定・資金計画など、おうちづくりのサポートをしています。

株式会社アーキラボラフィット

株式会社アーキラボラフィット リノベーション協議会

「デザイン」「住み心地」「価格」の3つのバランスを大切に、"一緒に作り上げる"リノベーション。
考え方や好みは十人十色。
既成概念にとらわれず、「住む人」、「使う人」にとことん向き合います。

※株式会社アーキラボラフィットはリノベーション協議会の会員です。