ワンルームでもゆったり!
狭い部屋を広く見せる4つのコツ
2018年7月号掲載
一人暮らしのお部屋は、ワンルームや1Kなど、狭い部屋になることが多いもの。でも、生活するなら部屋が狭苦しい印象になってしまうのは避けたいところですよね。
部屋の面積が小さいのは仕方ないとしても、インテリアや家具の配置を工夫すれば、部屋を広々と感じさせることができます。ここでは、狭い部屋を広く見せるための4つのコツをご紹介します。
コツ① 家具は丈の低いものを選ぶ
賃貸のワンルームなど部屋数がそもそも少ない物件の場合、備え付けの収納スペースも少ない場合が多いため、ついつい丈の高い家具を配置して収納量を増やそうと考えがちです。しかし、狭い部屋に丈の高い家具を置くと部屋内を圧迫してしまい、窮屈な印象になってしまいます。これを回避するために、収納付きベッドなどで室内の収納力を確保し、かつ目線より低い高さのもので揃えるようにしてみましょう。壁や天井までの面積を広く見せることで、ゆったりとリラックスできる印象の部屋になるはずです。
コツ② 大きめの鏡で空間に広がりを
壁に大きめの鏡を置くことで、鏡の向こうにも空間が広がっているように見えるため、部屋内に広がりを感じやすくなります。これは錯覚を利用した方法ですが、実際にセレクトショップなどでも利用されている手法です。
全身を映し出せる大きな鏡が部屋にあれば、身なりを整えたり服装のバランスを確認することもできるので、実用性が高いです。狭い部屋にこそ、大きめの鏡を置くことをオススメします。
コツ③ インテリアは明るめの色でまとめる
黒やダークブラウンなど、濃い色を多用した部屋は落ち着いた大人の雰囲気・印象になる反面、どうしても重々しく部屋の広がりを感じにくくなってしまいます。狭い部屋を広く見せたいのであれば、白やベージュなど明るめの色を基本に、配置する家具・インテリアも統一感のある配色にするのがオススメです。賃貸物件に多い真っ白な壁は、部屋を広く見せる効果が高いと言えるので、この白色に合わせた家具や敷物を選ぶことで、部屋が狭いという印象を感じにくくなります。
コツ④ 窓辺をスッキリさせる
カーテンは、レースカーテンとの二重使いや、ドレープカーテンによる重厚さによって、窓まわりの印象がゴチャゴチャとなってしまいがちです。
室内のインテリアとの兼ね合いもありますが、シェードやブラインドなどで窓辺をスッキリとさせることも、部屋を広く見せる効果的な方法です。
また、窓辺にモノを多く配置せず、目線を外へ抜けやすくするのもポイントの1つとなります。
狭い部屋を広く感じさせるための4つのコツをご紹介しました。内容を参考にしつつ、狭さを感じさせない素敵なお部屋作りをしてみてください。