収納リフォームの注意点|沖縄の住まい・住宅に関するお役立ち情報

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リフォームをする際は収納に注目!
収納づくりのポイント

2019年10月号掲載
リフォームをする際は収納に注目!収納づくりのポイント

「収納」は家の住みやすさを左右する大切なもの。使いにくいと感じている収納は、リフォームすることで使いやすくなり快適に過ごせるようになります。

今回はリフォームで収納を作る際に知っておきたいポイントや、注意点などをご紹介します。

部屋の収納をリフォームする際の
4つのポイント

家の収納をリフォームすると、収納力がアップして使い勝手がよくなるほか、見た目がスッキリして掃除がしやすくなるというメリットもあります。収納リフォームを成功させるには、以下の4つのポイントを意識してプランを考えましょう。

①高さと奥行きを考える

収納スペースの設置場所によっては、高さや奥行きがある物をしまうことになります。たとえば、玄関ならベビーカーやゴルフバッグなどの高さがある物をしまうことが多いでしょうし、キッチンであればホットプレートや大きい鍋などを片付けられる収納スペースが必要です。

場所や収納する物に応じて「サイズが変えられる棚を設置する」「奥行きのある収納棚を取り付ける」といった“適材適所の収納”を意識するとよいでしょう。

②使用頻度や必要度に応じた収納をつける

収納する物には「毎日使う物」「たまに使う物」「ほとんど使わない物」といった使用頻度があります。そのため、よく使うものを置く棚は取りやすい高さに設置することで使い勝手がよくなります。

あまり使わない物を収納するなら吊戸棚を設置したり、床下収納を設けるリフォームがよいでしょう。視界に入りにくい場所に収納を付けることで、部屋の印象を大きく変えることなく収納力をアップさせることができます。

③物を「見せる」「隠す」の使い分けを考える

物を扉付きの棚に収納すると見た目はスッキリしますが、使いたいものがすぐに出せず、イライラしてしまうことがあります。1日に何度も使うような物に関しては、あえてオープン収納にしてしまうという手もあります。オープン収納にすることで扉の開け閉めという動作が1つ減り、使いやすくなります。

リフォーム例としては「壁面収納を作る」「作り付けの棚を設置して、収納ボックスを置く」といった方法があります。収納する物に合わせて「見せる」「隠す」どちらの収納方法にするかを考えてみましょう。

④場所に応じた素材を使用する

クローゼットのリフォームでは、湿気対策を考えるのも大切です。クローゼットは、扉を閉め切っているとどうしても湿気が溜まりやすく、結露によるカビやにおいが発生する原因になってしまいます。これを防ぐには、壁材に調湿機能があるものを使用するとよいでしょう。

収納リフォームの注意点について

収納リフォームをおこなう際は「物の量」「使用の頻度や場面」を把握してからプランを考えることが大切です。ただやみくもに収納を作っても、収納したいものにサイズが合わなかったり、取り出しにくい位置に収納を作ってしまったりすると失敗してしまいます。

まず、家にどれぐらいの物があるのかを書き出してみてから、「収納に関する困りごと」「使用頻度・使うタイミング」を考慮してプランを練りましょう。

収納リフォームで
「すっきり快適な家」にしよう!

収納リフォームで「すっきり快適な家」にしよう!

収納が少ない家は散らかりやすくなるだけではなく、物が適切に管理されにくくなるので「使いたいときに物がない!」というような困った事態におちいりやすくなります。また、物が多いと部屋が狭く見えてしまうので、リフォームで収納を増やしてスッキリさせるようにしましょう。