株式会社美らの家 城間 忍（しろま しのぶ）さん｜沖縄の不動産会社インタビュー

── お客さまとの対応で心掛けていることは？

お客さまとはマメに連絡を取るようにしていますね。そして、修繕などのお困り事があればスピーディに対応するようにしています。
入居者の方々に不満を募らせないためにはこれが何よりです。迅速な対応を継続していくことは、オーナーさまの信頼にも繋がります。

それと話しながら相手の性格は見るようにしますね。口数が少ない方は最低限のやり取りで済ませられるようにしたりなどを見極めながら対応していますね。

── 人と人との繋がりを大事にされているのですね。

そうですね、例えば大きな修繕があった場合には入居者に対してのアフターフォローも大切です。
工事から一週間、一カ月と経った時には連絡して「もし何かあれば連絡くださいね」と一言添えるようにしています。

── その一言があるとオーナーも入居者も安心できます。

どちらのお客さまに対してもコミュニケーションは重要ですね。
管理を任されている以上、夜中でも緊急の連絡があれば対応できる準備をしておくことも大切。

お客さまにしてみれば、電話をしても繋がらない、朝になってやっと繋がっても担当者がいない…と重なると不満が募る一方ですよね。
なのでコールサービスなども使って緊急の連絡にも対応できる体制は、抜かりがないようにしています。

── 御社はカフェのような入りやすい内装も魅力です。

お店作りはこだわっていますね。
背の高い棚に書類がびっしりと並んで、チラシがたくさん貼っていて…っていう、よくある不動産会社のイメージが好きではなくて。
カフェのような雰囲気と木目調の温かみのあるイメージを作っています。

── ウェルカムボードも印象的です。

これは同級生から開業祝いに貰ったものです。
ジェルネイルに使う材料を使っているらしく、来られたお客さまからも好評いただいています。

── さて、今後の展開で考えていることは？

先行きが少しずつ見えてきた状況なので、ひとまずは春の繁忙期までは現在の体制で頑張っていこうと。
そこを乗り越えたら、スタッフの増員や売買物件の取り扱いといった展開も着手できるかと考えています。