ハウスドゥ うるまみどり町（同）ヒロ商事 普天間 努（ふてんま つとむ）さん｜沖縄の不動産会社インタビュー

── ところで以前はどんなお仕事を？

前職は浦添市で自動車のディーラーに勤めていました。
転職は自分自身のベースアップを図りたいというのもありましたが、何より新しい仕事にトライしたいという想いが強かった。
また、地元のうるま市で働きたいというのも理由の一つでした。

そんな想いが重なった時にちょうど、この店舗が建つという話を聞いて「未経験でも大丈夫なら、いっちょやってやるか！」と。
好きな言葉である『やってやれないことはない、やらずにできるわけがない』の通りに行動して、あっという間に5年が経ちました（笑）。

── さまざまなめぐり合わせがあったんですね！

「やってみれば何とかなるもんだ」というのが正直な気持ち。
今思えば、「よく契約できたなぁ」と思うことがいっぱい（笑）。

振り返ってみると「難しい案件だったな」というのがいくつもあります。
ですが当時は未経験だったから、それすらもわからず一生懸命やったのが良かったんだと思います。
弊社の全メンバーは初心者からのスタートですね。

── メンバー同士で切磋琢磨してきた。

初心者が集まった弊社ですが、設立から今までの5年で退職者は1人だけというのが自慢。
その彼も独立のための卒業で今も関係が続いています。

── 不動産業界は離職率が高いと聞くので誇れるポイントですね！何か秘訣が？

ひとえに社長の器・人柄によるものが大きいと思います。
社長は、とことん人を大切にする人で『関わる全ての人・仲間・家族の幸せを大切にできる会社でありたい。そのために何か問題があったとしても大概の事は解決できる』というのが社長の持論。
そんなマンパワーに尽きると思います。

── 社長の人柄にスタッフが惹かれているのですね。では、御社の強みについてお聞かせください。

地域のデータに基づき、適正な価格で売却査定を徹底しているのが弊社の強み。
適正価格に合わない「高預かり」は絶対に行わず、データに沿って適正な「スタンダード価格」をお伝えして売れ残りが起きないようにするのを徹底しています。

もしお客さまが査定よりも高い価格で売りたいと希望された場合には、そのリスクを十分に説明し、長期の売れ残りにならないよう販売スケジュールを提案します。

── しっかり売却できることに重きを置いているのですね。

情報の鮮度にこだわって販売を行うのも弊社の強み。
自社でチラシを作成・ポスティングをしたり、地域担当者にて電話での新着情報のお知らせ・新着情報のメール・他社への受託物件紹介と『攻め』にこだわった営業スタイルは、なかなか他社にもないでしょう。
いわゆるオーソドックスな手法ですが、それこそ最強の手段。
オーソドックスな方法にのっとり、早期売却を徹底しています。

── では、今後の展望についてお聞かせください。

地域ナンバーワンを目指していくのは、これからも変わらないところ。
そのためにもメインの仲介に加えて買取事業にも注力していきたい。
その両輪で不動産の流通を促していける存在になれたらと思います。

うるま市は遊休地が多いですが、それは『のびしろのあるエリア』でもあるということ。
この『未来が明るいエリア』をもっとアピールしていきたいですね！

── 今回は言葉豊かにたくさんの話を聞かせていただきました。日ごろの読書も多いのでは。

読むほうかもしれないですね。

オススメの作家は喜多川 泰（きたがわ やすし）さん。
自己啓発的な内容も交えた小説がどれも面白い。
『手紙屋 (※) 』シリーズが最高で、「就職編」と「受験勉強編」というのがあるんですが、この2冊は何度でも読んでほしいですね！
※『手紙屋 僕の就職活動を変えた十通の手紙』と『手紙屋 蛍雪篇』

── オススメの2冊をぜひ読んでみたいと思います。今回は貴重なお話をありがとうございました！