株式会社アイエー住宅販売 新沼 夏美(にいぬま なつみ)さん|沖縄の不動産会社インタビュー

不動産会社トップインタビュー 不動産会社トップインタビュー

嘉手納町の不動産会社:株式会社アイエー住宅販売 新沼 夏美(にいぬま なつみ)さんへのインタビュー 嘉手納町の不動産会社:株式会社アイエー住宅販売 新沼 夏美(にいぬま なつみ)さんへのインタビュー

社員の幸せ実現から地域貢献へ。ポジティブに変化続ける!

株式会社アイエー住宅販売
代表取締役
新沼 夏美(にいぬま なつみ)── 2023年09月号掲載

長所は周りにもうつるというポジティブな性格。
「社内にもポジティブな空気を伝染させたい」と笑顔で話す。

沖縄初出店から丸8年!

那覇・古島インターのそばに事務所を構える。爽やかなブルーの看板が目印だ。
那覇・古島インターのそばに事務所を構える。爽やかなブルーの看板が目印だ。

── 現在、御社は埼玉と沖縄の2拠点を展開中で、沖縄では、那覇市・沖縄市・嘉手納町の3支店を営業しているとのこと。主な業務についてお聞かせください。

新築・中古住宅の販売仲介をメインにしており、弊社のグループ会社で扱う自社物件の販売も行なっています。

── 御社が沖縄に拠点を構えてから今月で8周年。これまでを振り返ってみて感じた変化などは。

沖縄に出店して1~2年は「他県の会社であること」や、当時馴染みが薄かった「木造住宅を扱っていたこと」で、弊社を受け入れていただく難しさがあったと聞きます。

3年目で木造住宅の認知が広まったことも手伝い、会社として大きく成長できました。それからは、沖縄の風土やお客さまの生活に合うブランディングへ変化をしていったというところですね。

── 関東と沖縄とでの違いは。

やはり木造に対する印象が大きく違いました。
8年前の沖縄は木造の実績がほとんどゼロで、RC構造が当たり前という状況。
関東では真逆だったので、大変驚きました。
この5年で沖縄のお客さまの理解も広がり、木造が受け入れられるようになったのは一番大きな変化だと感じます。

ただし、こういった選択はどちらが良くてどちらが悪いということではありません。
それぞれの良さや特徴を踏まえた上でお客さまが木造を選ばれるのであれば、安心できるものを提供できればと考えています。

── これから目指すところは。

建売住宅のみならず『良い土地を仕入れて造成し沖縄の地域の皆さまに販売する』という「アジアグループ全体でプラン提示をできるようにしたい」というのがこれから目指すところ。
アジアグループは「仲介・木造住宅の販売だけじゃないんだ」ということを沖縄の皆さまにも知っていただきたい。

会社単体としては、地に足のついた営業活動を続けていくのが一番大事ですが、ゆくゆくはお客さまに対して多様なサービスを提供できる「ここに行けば何でも解決できる」と、お客さまから思っていただけるような場所にしていけたらと。
狭い考えにとらわれず、最終的な目標である地域貢献を考え幅広いニーズに応えていきたいですね。

社員の幸せ願い、皆が成長できる環境づくり!

「会社を大きくしたい」「社員が幸せになるためにどうすればいいか」というのも考えなければならないところ。

私は社員の幸せがあってこそ地域貢献も実現できるものだと考えています。
私自身、社長となってまだ2年目と日が浅いのですが、これをある経営者の方から聞いてすごく胸に刺さった考えで、すぐに「これだ!」と。

── 具体的に取り組んでいることなどは?

まず、社員の皆がどういったところに幸せを感じるのかという点から考えて、休暇や給与面はもちろんのこと、どうチームワークを作って助け合う体制を作るか。

根本はコミュニケーションだと思うので、ミーティングや会議の在り方も変えていこうと。
もっと身近に「現場の悩み」を聞いて解決できるような環境が理想。
前向きに【誰かのために】と言えるメンバーが沖縄には揃っていて、すごく恵まれていると感じました。
社員を幸せにするために小さな悩みから聞いて、改善を繰り返して変化を作っていくのが大事かなと思います。

── トライ&エラーを続けて会社をより良くしていく。

コミュニケーションが円滑になると、社員の不満が少なくなってくる。
ひとりひとりの悩みを抱え込ませず、共有して皆で解決する。
社員を一人ぼっちにさせないことで、社内に笑顔が増えて仕事も楽しくなると思います。

── 社員の皆さんが幸せになれる環境を作る。

「誰かだけが頑張る」「誰かだけがトップになる」というのは求めていません。社員全員が成長できる環境を作っていきたい。

全員の成長が幸せに繋がりますし、ひいては会社の成長に繋がる。
そういった環境が作れたら仕事が楽しくなってきますし、人生そのものも楽しくなる。これが理想ですね。

出産が大きなターニングポイントに

── こういったイメージは元から持っていたのですか?

出産が大きなターニングポイントになったと思います。
以前は「仕事一辺倒」の考えでしたが、子どもを産むと「プライベートを大事にしたい」と思うようになる一方、仕事も大好きという気持ちは変わらない。

「両立」と簡単に言葉にできますが、実際はとても難しい。
どうやったら実現できるかと考えた時に、私だけじゃなく社員の誰もが自然に助け合える環境を作っていきたいと思いました。

今考えると、仕事中心だった昔の自分にドン引きしますね(笑)。
昔はそういった変化が信じられなかったですが、変わるんですよね(笑)。
今はこれが正解だと感じます!

── ご自身が変化を受け入れられたからこそ、組織が変わっていくことにも挑んでいける?

昔は自分自身に対しても変化することが許せないタイプでした。
でも変化を受け入れると、事がスムーズに運ぶようになり、すべてが良くなったと感じられました。

そして、何に対しても感謝できるようになり、さまざまな事に気付くんですよね。
「変化する」のはいいことなんだ、小さなことでも「感謝する」のはいいことなんだ、「思いを発する」のはいいことなんだと。
ただ、昔よりも話が長くなった気がします(笑)。

── それも変化なのですね(笑)。

今回、沖縄に来て社員の皆と話し込む時間が多かったのですが、「嫌いじゃないな」と(笑)。熱くなって話し込むのも、楽しかったですね。
すごく嬉しくなりましたし、次のやる気にも繋がります!

── 今回はお忙しい中、興味深いお話をありがとうございました!

株式会社アイエー住宅販売

株式会社アイエー住宅販売

所在地

沖縄県嘉手納町水釜147

営業時間

09:00~18:00

定休日

水曜日

会社の詳細を見る