琉球フロンティア株式会社 田村 将士(たむら まさし)さん|沖縄の不動産会社インタビュー

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名護市の不動産会社:琉球フロンティア株式会社 田村 将士(たむら まさし)さんへのインタビュー 名護市の不動産会社:琉球フロンティア株式会社 田村 将士(たむら まさし)さんへのインタビュー

誰もやっていないことを積極始動!自然溢れる古宇利島を盛り上げる!

琉球フロンティア株式会社
代表取締役
田村 将士(たむら まさし)── 2023年04月号掲載

沖縄の自然に惹かれて富山から移住。
最近は子どもと一緒に琉球ゴールデンキングスの試合観戦にハマっているのだとか。

『ドローン空撮や電子契約』新しいものを積極活用!

コバルトブルーの海に浮かぶ古宇利島をドローンで撮影。自然溢れる魅力をダイレクトに伝える。(撮影:田村将士)
コバルトブルーの海に浮かぶ古宇利島をドローンで撮影。自然溢れる魅力をダイレクトに伝える。(撮影:田村将士)

── はじめに、御社の概要について教えてください。

現在は2名体制で、古宇利島を中心エリアとした不動産の売買をメインとしています。

まだ他社が行なっていないもので島の観光産業に繋がるような、地域貢献をしていきたいという想いから、古宇利島周辺の海水を原料とした『古宇利島の塩販売』などもしています。

── 食塩の販売を始められた理由は。

誰もやっていなくて、島の魅力を伝えられる商品が無かったというのが一番の理由。

利益には繋がりにくいですが、古宇利島できれいな自然に出会ったお客さまが「お土産を」と思った時に『名産品や島のポストカードなどがあればいいかな』と。
このポストカードの写真は私がドローンを使って撮影したものですね。

── 島の美しさがひと目で伝わる、きれいな写真です。

天気のいい日にドローンを飛ばして、いろんな角度から撮影しています。
カメラはもともと得意ではありませんが、いい機材があるので積極的に使っていきたいですね。

こういった新しい機材やシステム、事業など積極的に活用していけるのは弊社の強み。
特に物件の購入については県外のお客さまが大半を占めており、需要が高かったことから、IT重説 (※) や電子契約も早い段階で導入しました。
ドローンについては、物件周辺の環境やロケーションを見える化する目的で、2016年ごろから導入しています。
IT重説:契約時に必要となる重要説明事項にIT機器を活用すること。

── かなり早い導入ですね!

ドローンの写真は『海が見えるのを期待して物件を購入したのに実際の景観がイメージと違っていた』というギャップが生じるのを抑える効果があり、好評いただいています。また、土地調査の場面ではドローンが不可欠ですね。

弊社のキャッチコピーが『海が見える土地専門の不動産会社』なので、多くのお客さまがロケーションに注目していますし、私自身も県外から移住して沖縄の海に大きな魅力を感じています。

北部はもとより、沖縄が持つ豊かな自然を魅力として発信し、地域を盛り上げていきたいですね。

『お客さん』の間柄で購入後も縁続く

沖縄出身の人気イラストレーター:pokke104さんとコラボした看板。古宇利島の魅力を伝える。
沖縄出身の人気イラストレーター:pokke104さんとコラボした看板。古宇利島の魅力を伝える。

── 田村代表はどちらのご出身ですか。

富山の出身です。
元々は健康に関する仕事をしていたのですが、健康長寿で知られ、世界中から人々が集まる沖縄から発信をしたいと思い、2014年ごろに移住しました。

当初は自社栽培の素材で健康食品を企画するため島野菜や薬草、果樹栽培に取り組んでみましたが、土地の取得などで苦労する事が多かった。
それならばと不動産業にチャレンジしてみたら好転した…という流れですね。

── 未経験からのチャレンジだったんですね!

業務に余裕が出てきたら、過去にできなかった観光農園なども取り組んでみたいなと思っています。
あくまでもまだ想像の範囲ですけどね。

── これまでの業務でのエピソードなどはありますか。

物件を購入したお客さまを、自宅で営む「自宅兼宿泊施設」に招待して、一緒にBBQやマリンスポーツを楽しんだりすることがありますね。

これまでの営業職で培われたのか、私自身が「相手が喜ぶことをしてあげたい」というタイプ。
『お客さま』というよりも『お客さん』という身近な感覚で、購入された後も仲良くさせていただいている方もいらっしゃいます。

── 良い関係ですね。

『類は友を呼ぶ』というのか、不思議と波長の合う方との出会いに恵まれていますね。

── では、今後の展望について考えられていることはありますか。

そうですね、昨年からスタートした『土地の分譲販売』に注力していきたいですね。

とりわけ昨今はコロナ禍の影響もあって、買いたい物件があっても資金面で買えないお客さまが多かった。
土地自体が大きく、その分、価格も高くなっているという側面もあったので、それをコンパクトにするという考えですね。

おかげさまで、少しずつ結果が出ているので拡大をしていきたいな、と。
他社がやっていないという状況もあるので『やる必要があるもの』と見ています。

── 島の観光を盛り上げるという点での案は。

実現可能かは別として、ホテルや宿泊施設が増えている一方で従業員向けの住居がないという声を聞くので、アパートなど作れたらいいのかな、と。

沖縄北部テーマパークの話題もあるので、古宇利島周辺の今帰仁・本部の需要が高まるとも見ています。

また、島内に旅行目的になるようなアクティビティなどもあるといいですよね。
まだ誰もやっていないもので求められている事柄は色々と思い浮かぶので、異業種とマッチングして実現できたら、とも思いますね。

仕事もプライベートも楽しく生きる!

── 最後に、田村代表ご自身のことでお伺いしたいのですが、座右の銘はございますか。

いつも思っているのは、周りの人を楽しませたり喜ばせたりして元気を与えられたらと。仕事もプライベートも喜ばせて笑わせて、人生そのものを楽しめたらと思っています。

── 趣味はございますか。

自宅の目の前が海なので、子どもやお客さん、友人と遊ぶのが趣味の一つ。
ジェットスキーやサップ、カヤックなどを揃えています。

富山では山の側で育ったので、沖縄に来てからは起床したらまずリビングから美しい海を見るのが日課になっていますね(笑)。
人生は楽しんで遊ぶものだと思って、楽しいことを追い求めているので、見た目以上にいつも若く見られます(笑)

── 本日は楽しいお話をありがとうございました!

琉球フロンティア株式会社

琉球フロンティア株式会社

所在地

沖縄県名護市伊差川313

営業時間

09:00~17:00

定休日

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