株式会社エン・エンタープライズ 枝川 博輝(えがわ ひろき)さん|沖縄の不動産会社インタビュー

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那覇市の不動産会社:株式会社エン・エンタープライズ 枝川 博輝(えがわ ひろき)さんへのインタビュー 那覇市の不動産会社:株式会社エン・エンタープライズ 枝川 博輝(えがわ ひろき)さんへのインタビュー

「縁」が結ぶ信頼の輪 お客さまの喜びを追求

株式会社エン・エンタープライズ 常務取締役枝川 博輝(えがわ ひろき) ── 2016年04月号掲載

社会人になった時から「努力に勝る天才なし」を座右の銘に掲げる。
一昨年から盛和塾の機関誌を熟読、感銘を受ける日々を過ごしているという。

お客さまを繋ぐ「結び役」を目指して

── 御社の概要についてお聞かせください。

社員が20名で、沖縄本島の中南部一帯を主な営業エリアとしています。仕事内容はマンションの販売代理業がメインですが、今後は弊社で造ったマンションの販売にも力を入れてまいります。
昨年一月に新築マンションの第一弾エンズガーデン宮里ヒルズが出まして、今月から第二弾が販売開始となります。これまでメインでやってきた販売代理で培った経験を基に、私共でよい物件を企画し販売していきたいというのを今後の展望として持っています。

── 御社の社名の由来を教えてください。

「縁ありて花ひらき、恩ありて実を結ぶ」というモットーを掲げ、ひとつひとつの縁を大事にして実を結べるようにしたいという願いを込めて社名を付けました。また、弊社のロゴマークはネクタイの結び目がモチーフとなっています。これは、人と人との繋がりがないとビジネスはもちろん、あらゆる場面でうまくいかないと思いますので「結び」を大切にしましょうという意味です。
加えて、弊社は販売代理をメインとしていますが、そこで事業主さまから仕事をいただき、買主さまと繋いで、皆さまに喜んでいただくための「結び役」になろうという願いを込めたマークです。これらの想いは弊社の創立当初以来、理念として掲げています。

── 御社とお客さま、そしてお客さま同士の繋がりを大事にされているのが伝わります。

そうですね、お客さまから別のお客さまへと繋がりが生まれますので。弊社の業務は営業がメインですが、私共がきちんと仕事を行うことでお客さまからの「信用」を得られます。それをしっかりと積み重ねていくと「信用」から「信頼」に変わります。そして「信頼」を寄せてくださったお客さまから別のお客さまを紹介していただき、新たな繋がりが生まれていく。この繋がりの輪をどんどん広げていって、たくさんのお客さまの喜びにしていこうといったことを意識しています。

経験に基づいた 情報力を強みに

── それでは、御社の強みについてお聞かせください。

弊社の強みはやはり、情報力ですね。これまで販売代理の業務を通して、1社だけではなくさま々な企業の仕事をお手伝いさせていただいています。その中で得た多くの情報を、必要に応じてお客さまへお伝えすることができます。そこが弊社ならでは、ですね。

── 情報の質と量、そしてスピードは多くのお客さまが求めるポイントだと感じます。

私は平成8年からこの業界に携わり、弊社を山城純次社長と立ち上げるまでに2社で営業職を続けてまいりました。この20年の間に景気の波を経験しながら、多くのマンションの販売に携わってきています。そういった経験をお客さまへの情報として提供していけることも、強みであると思います。

── 社員教育についてどのような取り組みをされていますか。

今後の展望も含めた話になりますが、お客さまの立場になって考えるという視点を仕事を通して伸ばして、人間的に成長できるように心がけています。例えば業務開始前に倫理の本を輪読しながら、きょう一日の仕事について話し合って仕事観や人生観を考え、実務を通して人間的な成長を促すといった感じですね。
また、社員相互で勉強会を開く機会も設けていきたいと考えています。勉強会の中で、仕事に対する姿勢や意義、自身の人生設計について考えを深める。そして判断を求められる場面では、しっかりとした基準を持って判断できるような社員に育てていきたいですね。

── ミーティングなどの機会では社員同士で活発に意見を交わされているのでしょうか

私がいる時はちょっと静かですね(笑)。仕事中にできなかった話は、飲みの席などでざっくばらんに意見を交わしています。人間関係では風通しが良くないと、仕事も会社もつまらないと感じてしまうので、雰囲気作りは気をつけていますね。飲み会だけに限らず、ドッジボールやボウリングなどスポーツを通してコミュニケーションを図る機会を設けたり、様子の異変を感じた時には声かけをしたりとフォローするようにしています。
"Team Yenn's"を合言葉に、「一人は皆の為に」という意識、そして「社員は家族」という意識でやっていこうと、山城社長を筆頭に社員一同で取り組んでいます。

「三方よし」の精神で お客さまの喜び追求

── 沖縄の不動産を取り巻く現状について、どのように捉えていますか。

この20年間で多少の浮き沈みこそありますが、不動産業界の景気が冷え込むといった状況はこれまでありません。県外からの移住者は絶えず増え続けており、お客さまの比率でいえば県内のお客さまより県外の方の占める割合が大きいですね。

── 県外のお客さまからはどのような反応がありますか。

ネットを介しての反響・問合せは頻繁にいただきますね。定年後の移住先としてだったり、大規模の地震や火山の噴火などの災害が少ない沖縄を選んだという声を耳にします。海外への移住を検討された上で、医療面の安心感から沖縄を選ぶという話も伺いました。

── 昨年から販売を始められた自社マンションについて、展望をお聞かせください。

エンズガーデン宮里ヒルズは5月完成予定となっておりますが、現在のところおかげさまで順調な売れ行きとなっております。今後についてもやはり、お客さまに喜んでいただくためのいい商品作りを追求していく。その中で、会社としての発展・成長も遂げていきたいです。
自社マンションの販売になりますと、弊社で価格設定ができるメリットこそありますが、お客さまが喜んで購入を決められるラインの見極めが難しい。そこで自分達だけの利潤を追うのではなく、「売り手よし・買い手よし・世間よし」で「三方よし」の精神を大事にしたいですね。

株式会社エン・エンタープライズ

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所在地

沖縄県那覇市久茂地3-29-41

営業時間

10:00~19:00

定休日

水曜日

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